魔々勇々 第19話 「豚のち牛のち晴れ」 感想考察

魔々勇々

ケモ耳ガキ魔王が公式認定された。

「パンネロさんは強いだけのなので助かります」

「ごめんよ」
パンネロとベンが2人で登場するたびに言ってるけど、この2人の関係性が本当に良い。
パンネロをいじれるのはベンだけだし、パンネロは部下のベンの辛辣な言葉に素直だし笑。

パンネロの強さは何なんだ?
このことも今までに何回か言っている。
紋章術の特殊能力1つをどうにかすれば勝機があるわけではない。紋章術にはデフォルトで身体強化があり、基礎的な戦闘において不利になる。
紋章術がないのに、魔王と渡り合えるの謎すぎる。
しかも、多分今のパンネロは全盛期ではない。パンネロは現在50歳で、3話で「今日は走り過ぎた腰が痛い」と言っていたから、加齢による衰えがあるはず。
昔のパンネロはもっと強かったと思われる。
「守るという行動には強さが伴う」
このセリフの説得力が半端ない。
そして、そのパンネロに「強かった…あれほどの男はそういない…」と言われるハロハロってヤバくないか。
一応パンネロの強さの理由を考えてみる。
コルレオの世界には現在紋章術はないが、かつては存在していたとして、マママの前任の魔王に強くしてもらったとか?コルレオの世界に紋章術がないのは、ハロハロが存在ごと紋章術を消したからだと思ってる。
けど、グリシャに「なんでそんなに強いのさ」と聞かれて、パンネロは「鍛えたほかあるまい」と答えたので、この説は却下。
紋章術に関する記憶も全て消えたとしたら矛盾したりしているわけではないが、なんか微妙なので今のところなし。

余談だけど、パンネロの好物ってパンじゃないかな?
カルナで友人がパンを営んでいたり、シロナ駅を発つ前にパンを買いに行こうとしていたりしていたし、「パン」ネロだから。

「すみませェん!!モニカが逃げました!!」

「西パーシモットで勇者の目撃情報あり!!」
魔々勇々の場面展開のテンポの良さよ。
どちらの場面も1つ前のコマが「タッタッタッ」で、報告してきた人とコルレオの効果音が「ドッタッ」と「バッタッ」なのも面白い笑。

この報告してきた人って、カルナ大学法学部国際政策学科首席卒業の奴?
と思って読み返したらメガネとネクタイが違う。
カルナ大学首席は四角いメガネに水玉のネクタイ。
今回報告してきた人は、丸いメガネに無地のネクタイ。
ネクタイはともかくメガネを変えるとは思わないので別人??

モニカとエリシア

「辛い時に雨に打たれるともっと辛いから」
雨が止まない世界で辛い思いをしたエリシアだから、今のモニカの気持ちを理解してあげて「コルレオ君 大丈夫」と言った通り、見つけてあげられた。

「髪ぺシャッてなると嫌だもんね」
何気ない一言かもしれないが、今回のセリフの中では一番好きかも。
冷たい雨が孤独感や悲しみを増幅させるものだと分かっていて雨に打たれるともっと辛いと言ったが、別に辛い話をしたいわけではない。
女の子同士共感し合えるような一言で寄り添うエリシアの優しさが、些細な1セリフに詰まっている。

「びっくりだよね違う世界に来ちゃうなんて」
5話で公園でコルレオと話した時には、
「私もうね生きがいなんて無いのにね そしたらいつの間にか違う世界にいて それでね だから 私ね
私… どうしたらいいのかな…」

と涙を流して言っていた。
元の世界でも辛い思いをしていた中、異世界に飛ばされて戸惑う気持ちはエリシアには分かるんだよな。

「嘘は意味ないのよ 犬の耳は嘘ついてるのか聞き分けることができるのよ」
前話の「嘘は嫌なのよ!!」はそういうことか。
今までに騙そうとしてきたり取り繕った言葉を並べて来た人間が何人もいたのだろう。
そして、その嘘を見抜くことができるが故に苦しんだんだろうな。
嘘を聞き分けることができるのに、前話のコルレオの「下手したら死ぬぞ」を信じれなかったのは、今までに本当に味方となってくれる人がいなかったから、「やっと見つけた居場所」を疑いたくなかったから、と考えると胸が締め付けられる。
グリシャが言った「信頼してる」「良い子」ってのが嘘と思わなかったってことは、あいつマジで人の心無い。



「泣き虫で強がりなところが好き」
はい、私も好きです。
自分の非力さや仲間を失う恐怖から時には涙を流してしまうこともある。
悟空やルフィみたいに戦闘面でも精神面でも強いわけではない。
それでも、仲間を失いたくないと守るために立ち向かう姿が本当に良いんだよ。


「お願いします」
下駄を通してのモニカの心情描写が素敵。
最初はエリシアに声をかけられた時、モニカは投げやりで少し反抗的な態度をとって下駄を飛ばしてしまう。
そんなモニカの気持ちも受け止めて下駄を拾ってあげるエリシア。
エリシアの説得に、心を開いたモニカは差し出された下駄を受け入れて履く。
コルレオもエリシアもモニカを説得する言葉1つ1つが本当に丁寧。
今まで反発していたモニカの変わっていく心情に共感できる。

「何か遠隔の呪い的なやつで死ぬんだって」
5話でコルレオが言ったことがまだ生きてた笑。
エリシアが信じ込んでるせいで、本来嘘を見抜けるはずのモニカまでもが騙されて怯えてしまってるのが面白い。

「何それェ」
コルレオが2本しか傘を持ってきてなくて、仲良く話す二人を見つけめるモニカの表情で、二人を認め始めたのがわかる。
前半で「豚女〜!!」と言っていたとき思い浮かべてたのは、コルレオとエリシアが会話してたシーン。
脱走した要因にはコルレオたちをまだ信じれなかったことだけでなく、エリシアがピンと来たようにヤキモチを妬いたこともあったわけだが、それも解消された。

ところで、傘は2本しか無いのに帰りは3人で雨はまだ降っていたのですが、どうしたんでしょうね。
コミックスのおまけページとかで描かれないかな。

降霊

グリシャはミネルヴァを憑代にエヴァンを降霊させようとしていることが判明。
ユージーンは憑代なしで一瞬だが復活させることできたのに、エヴァンには憑代を必要としたのは、降霊が最短コースだからとのことで、疑問が1つ解消された。

ハロハロも生き返らないですかね。
2話で墓が出てきたけど、降霊で蘇生されないかな。
今のところ、グリシャもエヴァンもハロハロとは全く関係がないけど。
同時に複数の勇者魔王と戦えるパンネロの全盛期をも超えるハロハロがめっちゃ気になってる。
それに、マママと再会してほしいんだよなー。

まとめ

コルレオ以外のモニカとエリシアの会話劇も見られてよかった。
エリシアのセリフがどれもエリシアにしか言えないセリフだった。

新しい勇者のサディコがどんな奴か楽しみ。
サディコを探す中で信号の誤解も解けるかな。

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